純米生原酒とは,簡単に言うと水やアルコールを加えず,火入れをしていない酒です.
米の持つ味わいを最大限に楽しめる日本酒と言えます.
数ヶ月前にこういった日本酒があることを知り,興味を持って飲みはじめ,それから週1のペースで飲むようになりました(ここ数年,家で酒を飲まないようにしていたのですが・・・).
一般のスーパーはもちろん,酒屋でもなかなかおいてないので,主に通販でいろいろな種類を購入し,試しています.
どれもうまくて,ついつい杯を重ねてしまいます.
写真は菊姫 山廃純米生原酒.

薄く色がついているのも,米本来の味わいを残すためなのでしょう.
微炭酸だったり,うすにごりだったりする生原酒もあります.
比較のため純米生原酒以外の酒も試していますが,単なる純米酒では物足りない感じ,純米酒でない生原酒では辛さ重さは目立つものの調和された味わいがない感じがしました.
もっとも通販で地酒を取り寄せるときは常に純米生原酒なので,いい地酒だったら純米生原酒でなくてもおいしいものがあるかもしれません.
酒自体のコスト,つまみのコスト,体調や健康への影響を考えるとそろそろやめたいのですが,なかなかやめられません.
もっともほとんどの生原酒は冬に限定量作られるだけなので,そろそろ市場からなくなり必然的に飲めなくなるのかもしれません.
最後に清酒の分類について.
「純米酒」「生酒」「原酒」といった分類は法律で定められたものです.
以下に簡単に説明を記載します.
●純米酒
白米,米麹および水だけで作った日本酒.
醸造アルコールが使われていないことがポイント.質の悪い醸造アルコールは悪酔いの元となるので,日本酒=悪酔いのイメージがある人は純米酒を試してみてはいかがでしょうか.なお,醸造アルコールは香味や品質調整のために使われ,かさ増しだけの目的で入っているわけではないです.
●生酒
火入れ(加熱処理)を行っていない酒.
通常日本酒は,防腐処理や酵素の働き抑制のために2回の火入れ(加熱処理)が行われます.
なお,生詰めや生貯蔵は生酒とは別のもので,1回だけ火入れ(前者は搾りから貯蔵の間,後者は貯蔵から瓶詰めの間)が行われています.
●原酒
水を加えていない酒.
搾ったままの酒はアルコール度数が高くばらつきも生じるため,加水処理することでアルコール度数を調整しています.