「第26回 いたみ花火大会」については,会場の様子,花火の撮影技術,携帯で撮った動画についての記事を書こうと思います.ここでは花火撮影に必要な知識・技術について.
花火の撮影にまず必要なのは「知識」です.・・・なんか偉そうな出だしになってしまいました.これから書くことは,いくつかのHPを覗いて知ったことです.基本に関しては,大体同じようなことが書いてありました.ここではデジカメ(携帯電話付属含む)で写真を撮るが,機能の設定など気にしていないというような人向けに書きます.
シャッタースピードの調整
よく見る花火の写真は,普通は長時間シャッターを開いて撮っています.ということは,同じような写真を撮るためには,カメラをそのように設定しなくてはなりません.ぱぁっと変化しながら広がる花火の火花も,ある瞬間では光の点の集まりであるので,普通に撮影すると単に光の点の集まりになり,動きが現れません(とはいえ,光の点の集まりが空中で理路整然と配置されている様子もそれはそれでいいと思いますが).長時間シャッターを開くことによって,光の軌跡が写真に残るのです.これが花火撮影の第1関門です.普通の人は長時間シャッターを開く設定方法は知らないでしょう.最近のデジカメは高機能なので,もし「夜景モード」「花火モード」という撮影モードを設定すると,それは長時間シャッターを開けてくれるかもしれません.しかし,第2の関門が待ってます.
三脚
普通の撮影ではシャッタースピードはとても短いので,手が多少ぶれても写真に影響はありませんが,長時間シャッターを開くと手ブレの影響をバッチリ受けることになります.なので,撮影モードを設定できたとしても,その機能について理解していないとブレブレの写真ができるだけです.手ブレをしないためにはカメラを手で持ってはいけない,ということで三脚が必要になります.普通の人は三脚なんて使わないですよね.
ちなみに手ブレ補正機能があるカメラを使えばいいと思う人がいるかもしれませんが,長時間シャッターを開く場合,手ブレ補正機能は逆効果です.長時間シャッターを開く場合は,手ブレ補正機能は悪い方に修正しようとするため,むしろ三脚を使う場合でも機能はオフにしないといけないのです.
以上2つが,知識がない人に立ちはだかる壁です.
さらに条件をそろえるならば,
・バルブ機能・・・バルブ機能とは,シャッターを押している間はシャッターが開き,シャッターを離すとシャッターが閉じるという機能です.自由にシャッターを開く時間をコントロールできます.ほとんど花火専用の機能です.
・レリーズ・・・三脚で固定しているときでさえカメラのシャッターを押すことはカメラのブレにつながります.これを避けるには,カメラのシャッターに触れずにシャッターを制御できるレリーズまたはリモコンが必要になります.
・場所の確保・・・三脚を使おうとしたら,三脚を設置する場所を確保する必要があります.この場所は同時に,他の観覧客の邪魔にならないように注意する必要があります.
花火撮影に必要な知識はこんなところです.これらの条件をそろえたら,とりあえず撮れます.
お役立ちWebサイトについてひとつ紹介.
「日本の花火ホームページ」には,花火の撮影だけでなく,花火の種類や構造,大会情報や観覧のコツなど,打上花火についていろいろな情報が載っています.
(以下も「日本の花火ホームページ」内のページ)
「花火撮影テクニック」
「花火ビジュアルカタログ」